平成27年10月1日より施行される制度2015/10/01 09:47

●平成27年10月1日より施行される社労士試験に関係する主な制度
1.厚生年金保険法
 ①被用者年金制度の一元化
   共済年金の厚生年金への統合 
 ②厚生年金保険料率の引き上げ(9月の保険料から178.28/1000へ)
2.国民年金法 
  ●国民年金保険料の5年後納制度の開始 平成27年10月1日~平成30年9月まで
3.青少年の雇用の促進等に関する法律(若年雇用促進法)
  ①新たな認定制度の創設(常時使用する労働者が300人以下の事業主が対象) 
   ⇒社労士は事業主の委託を受けて認定の申請に関する事務を行うことができる。
    (若年雇用促進法12条関係)
  ②ジョブカードの普及・促進
4.労働者派遣法の改正
5.労働契約申込みみなし制度(労働者派遣法)

(参 考) 以下のページで大まかなイメージをつかんでください!!
厚生労働省関係の主な制度変更(平成27年10月)について
 厚生労働省HP 新着情報 2015年9月30日(水)掲載
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000098856.html

1.被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律
  厚生労働省HP 
 http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/nenkinichigenka.pdf
2.保険料額表(平成27年9月分~)(厚生年金保険と協会けんぽ管掌の健康保険)
  日本年金機構HP 
http://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo-gaku/gakuhyo/20150731.html
3.国民年金保険料の後納制度
  日本年金機構HP 
http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150520.html?id=6221
4.青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)
  厚生労働省HP 
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000097679.html
  ①青少年の雇用の促進等に関する法律等リーフレット
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000097969.pdf
  ② 若者雇用促進法に基づく新たな認定制度が始まります!
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000098791.pdf
  ③通達 勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律等の施行について
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000099007.pdf
など。
などです。
必要に応じて他の事項も確認して下さい。

●来年(平成28年)の本試験は改正事項が多いので要注意でしょう!!
 ここに紹介したページで大まかなイメージをつかんでください。
 そのあと、細部について平成28年対策の基本書等で確認したほうが学習がスムーズ 
 に行くと思います。
 まずは、「木より森」を見ましょう!!

「平成26年版働く女性の実情」が公表されました!!2015/10/02 16:32

本日、「平成26年版働く女性の実情」が公表されました。

ここでは、社労士試験でよく出題される女性の労働力率を!!

●女性の年齢階級別労働力率
 ①「25歳~29歳」(79.3%)「45歳~49歳」(76.8%)が左右ピークとなる
 ②「35歳~39歳」(70.8%)がとなる(いわゆるM字型カーブの底)
 ③②のM字型カーブの底の値は昨年(平成25年)に比べ1.2ポイント上昇
 ④10年前(平成16年)と比べ多くの年齢階級で労働力率は上昇しているが、
   上昇幅最も大きいのは「30歳~34歳」(71.0%)【平成16年の61.4%から9.6ポイント   
   上昇】
※ 今年(平成27年)の「労働一般常識」の選択式のEに出題されましたが、択一でも度々
   出題されているので、最低でも①~④は押さえておくべきでしょう。
※ 詳細は、厚生労働省HP 2015年10月2日(金) 新着情報 「平成26年版働く女性の
   実情」を確認してください。

平成27年「就労条件総合調査」の概況 が本日公表されました2015/10/15 17:21

平成27年「就労条件総合調査」の概況が本日公表されました。
労働一般常識の「労働経済」の問題としてよく出題される統計資料ですので、
大まかに昨年と比べてどうなったのか(増えたのか減ったのか等の傾向)を
見ておいてください。
後回しにせず早めの準備が大切だと思います!!

厚生労働省HP
新着情報 2015年10月15日(木)掲載 平成27年就労条件総合調査の概況
で確認できます。

平成27年「高年齢者の雇用状況」が公表されました2015/10/22 20:20

昨日、平成27年「高年齢者の雇用状況」が公表されました。

労働一般常識の労働経済で出題される可能性は高くはないと思いますが、
参考までに
1.高年齢者雇用確保措置の実施状況 p.3~4
 (1)全体の状況
 (2)企業規模別の状況
 (3)雇用確保措置の内訳①~③
 (4)継続雇用制度の内訳①、②
2.希望者全員が65歳以上まで働ける企業等について p.5
 (1)希望者全員が65歳以上まで働ける企業の状況
については、昨年と比べてどのような傾向にあるかを確認しておくと
よいと思います。
全9ページなので他のページもひととおり目を通しておいてください。

早めの準備が大事です!!

厚生労働省HP
新着情報 2015年10月21日(水)掲載 平成27年「高年齢者の雇用状況
で確認できます。

平成27年版労働経済の分析(「労働経済白書」)2015/10/26 10:20

「平成27年版労働経済の分析」(「労働経済白書」)が先月9月15日に公表されました。
受験対策としては、受験指導機関が実施する「労働経済白書、厚生労働白書講座」等を受講されることが効果的であると考えますが、本試験直前の4月から5月頃に開講されることが多いので、講座の受講前に要約版でよいので確認されておくことをお勧めします。

厚生労働省HP 
平成27年版 労働経済の分析〈要約版〉 -労働生産性と雇用・労働問題への対応-
で確認できます。
早めの対策を!!

女性活躍推進法2015/10/26 10:43

女性が、職業生活において、その希望に応じて十分に能力を発揮し、活躍できる環境を整備するため、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」が平成27年9月4日に公布・施行されました。(10年間の時限立法)

平成28年4月1日から、常時雇用する労働者数が301人以上の事業主には、女性の活躍推進に向けた行動計画の策定などが新たに義務づけられることに。
労働一般常識科目での出題が予想されるので、一般事業主行動計画を策定し届出の義務がある事業の規模や目的条文等を確認しておくことをお勧めします。

常時雇用する労働者
雇用契約の形態に関わらず事実上期間の定めなく雇用されている以下の労働者が該当する。
①期間の定めなく雇用されている者
②一定の期間を定めて雇用されている者又は日々雇用されている者であって、その雇用
   期間が反復更新され事実上①と同等と認められる者。
   すなわち、過去1年以上の期間について引き続き雇用されている者又は雇い入れ時
   から1年以上引き続き雇用されると見込まれる者
(厚生労働省HP 女性活躍推進法特集ページ 「事業主の皆様からのご質問にお答えします」より)

厚生労働省HP内に「女性活躍推進法特集ページ」があります。
早めの対策を!!

平成27年度社労士試験の名城大学会場で(天白キャンパス)今年も携帯電話による失格者が!!2015/10/26 17:31

本日届いたSRブリッジ(平成27年10月第202号)によると、

今年も携帯電話が鳴ったことによる失格者が1名あったとのこと。
携帯電話がないと非常に不便な時代ですが、家に置いておくぐらいの気持ちがないと、来年以降も起こりかねません。
受験生の皆さんはくれぐれも注意してください。

受験票が届かなかったり忘れた場合、試験監督者で受験票再発行の担当者は再発行を会場責任者の許可を受けてすることができます。
名城大学会場では3名の受験生からの申請を受け付けたようです。
そのうちの1人については、名城大学会場の名簿になかった(名城大学会場で受験することができないことを意味する)ため、慎重を期して名古屋学院大学会場に問い合わせたところ名古屋学院大学会場受験生だったことが判明、その時の時間は受験開始15分前だったとのこと!!
時間的に試験には間に合わないため(遅刻は許されていないため受験できない)、事情を説明して、お引き取り願ったとのこと。
試験会場を間違えなければ、受験できたと思うと大変残念です!!

来年度(平成28年度)の社労士試験ではこのようなことがないことを願って止みません。

「平成27年版厚生労働白書」が公表されました!!2015/10/27 17:27

平成27年版厚生労働白書」が本日公表されました。今年の第1部のテーマは「人口減少社会を考える~希望の実現と安心して暮らせる社会を目指して~」です。

以前にも述べましたが受験生の方は重要事項のみをまとめた「労働経済白書・厚生労働白書」講座等を受講するのが効率的です!!

まとめて書かれていないので、ページを探して確認することになり効率的ではありませんが、時間のある方は、第2部の医療・介護、年金などの厚生労働行政最近の施策に関するページを大まかに読まれてはいかがでしょうか?

平成25年、26年の選択式問題は、前年の(平成25年は平成24年版、平成26年は平成25年版)厚生労働白書から出題されています。

ただし、あくまでも大まかに(流し読み程度)!!
仕上げは、先に述べた「労働経済白書・厚生労働白書」講座等で!!

厚生労働省HP
新着情報 2015年10月27日(火)掲載
平成27年版厚生労働白書 本文(pdfファイル)で確認することができます